玉島総合法律事務所
| 事務所名 | 玉島総合法律事務所 |
| 電話番号 | 050-5385-1996 |
| 所在地 | 〒713-8102 岡山県倉敷市玉島1534-9 |
| 担当弁護士名 | 岡本 健史(おかもと たけし) |
| 所属弁護士会 登録番号 |
岡山弁護士会 No.38057 |
遺産分割とは?相続人が知っておくべき基本と選択肢
相続が発生すると、法定相続人に対して法律で定められた割合に応じて遺産が分配されます。これを「遺産分割」と呼びます。
遺産分割を進めるには、まず亡くなった方の財産を正確に把握することが重要です。財産の全体像が明らかになることで、相続を受け取るか、あるいは相続放棄を選ぶかの判断が可能になります。
相続人が複数いる場合や、財産の種類が多岐にわたる場合は、話し合いが難航することもあります。特に不動産や預貯金などの扱いには注意が必要です。
遺産分割は、感情的な対立を生みやすい場面でもあるため、冷静かつ法的な視点で進めることが求められます。円滑な手続きのためにも、早い段階で弁護士に相談し、適切な準備を進めることが大切です。
使い込みや認知症によるトラブルと、弁護士による遺産分割のサポート
遺産分割において、相続人の一部が預金などの財産を使い込んでしまう事例は少なくありません。
特に、被相続人が高齢で認知症を患っていた場合、財産管理が不透明になり、後々トラブルに発展することがあります。このような場合は、銀行に照会をかけて預金通帳の履歴を確認し、金銭の動きを精査することが有効です。
裁判に発展した場合には、使い込まれた金額を含めて遺産分割が行われることもあります。こうした複雑な状況では、法律の知識がないまま話し合いを進めると、かえって問題が深刻化することもあります。
弁護士が介入することで、法的根拠に基づいた冷静な調整が可能となり、家族間のストレスも軽減されます。不安を感じたら、早めに専門家へご相談ください。
| 定休日 | 土・日・祝 (ただし、事前にご予約いただいた場合は、対応可) |
| 相談料 | 初回相談40分5500円(税込) |
| 最寄駅 | 新倉敷駅 |
| 対応エリア | 岡山県、広島県(東部) |
| 電話受付時間 | 平日 9:00~18:00 |
| 着手金 | 【調停】22万円(税込)~ 【訴訟・審判】33万円(税込)~ |
| 報酬金 | 【調停】22万円(税込)~ 【訴訟・審判】33万円(税込)~ 【実費】着手金・成功報酬の他、事件のために実際に出費した金額が実費として必要になります。 【出張日当】遠方に出向く場合は、出張日当が必要になる場合があります。 |
【対応分野】玉島総合法律事務所
特別受益とは?生前の援助が遺産分割に影響するケース
遺産分割では、法定相続分が基本となりますが、相続人の中に被相続人から特別な援助を受けていた人がいる場合、「特別受益」として考慮されることがあります。
たとえば、住宅購入資金や学費など、他の相続人が受けていない経済的援助を受けていた場合、その分を相続財産の前渡しとみなして、遺産分割の際に調整されることがあります。
特別受益の主張は、相続人間の公平性を保つために重要な制度です。実際の判断には、援助の内容や金額、時期などの具体的な事情が影響します。ご自身やご家族の状況に照らして、特別受益に該当するかどうかを確認するには、専門家の助言が有効です。
寄与分の主張で相続割合が増えることも:介護や生活支援の評価
相続人の中に、被相続人の生活費を援助していたり、長年にわたり介護を担っていた方がいる場合、「寄与分」として法定相続分以上の取り分を主張できる可能性があります。
寄与分とは、被相続人の財産の維持や増加に特別な貢献をした相続人に対して、その貢献度を考慮して相続分を加算する制度です。
たとえば、親の介護を長年続けてきた長男が、他の兄弟と同じ相続分では不公平だと感じるようなケースで活用されます。寄与分の認定には、具体的な証拠や経緯の整理が必要となるため、弁護士が関与することで、主張の裏付けや適切な交渉が可能になります。納得のいく遺産分割を目指すためにも、早めのご相談をおすすめします。
遺産分割のトラブルは防げる:遺言書作成のすすめ
遺産分割では、相続人間の認識の違いや感情的な対立から、トラブルが生じることが少なくありません。しかし、事前の準備によって防げるケースも多くあります。
特に有効なのが、遺言書の作成です。遺言書があれば、財産を特定の人に相続させたり、法定相続分を調整することが可能になります。ただし、法律の理解が不十分なまま作成された遺言書では、内容が曖昧であったり、実際の相続手続きで有効に機能しないこともあります。
トラブルを未然に防ぐためには、法的な視点を踏まえた遺言書作成が重要です。弁護士に相談することで、希望に沿った内容を整理し、将来に備えた有効な遺言書を作成することができます。相続に不安がある方は、早めのご相談をおすすめします。
遺留分への配慮が円満な相続の鍵:弁護士とつくる安心の遺言書
遺言書を作成する際に忘れてはならないのが「遺留分」への配慮です。
遺留分とは、配偶者・子・親などの法定相続人に最低限保障される相続分のことで、これを無視した遺言書は、かえって紛争の原因になることがあります。たとえ「相続トラブルを避けたい」と思って遺言書を書いても、遺留分を巡る争いが起きてしまっては本末転倒です。だからこそ、弁護士のアドバイスを受けながら、法的に有効かつ希望に沿った遺言書を作成することが大切です。
遺留分の理解と配慮を前提に、家族構成や財産状況を踏まえた内容にすることで、円満な相続につながります。当職は、ご相談者様の思いを丁寧に伺いながら、将来に備えた遺言書作成を全力でサポートいたします。
当事務所は司法書士・税理士と連携して最善を尽くします
相続の際には、税金が関わるケースも多くあります。相続税の申告や納付、財産評価など専門的な対応が必要となる場面では、税理士と連携しながら、ご相談者様の不安を丁寧に解消いたします。
また、相続財産に不動産が含まれる場合には、登記手続きが必要となることがほとんどです。こうした場合には、司法書士と連携し、名義変更や相続登記などの手続きをスムーズに進められるようサポートいたします。
弁護士が窓口となることで、税務・登記・法的調整を一元的に対応できるため、複雑な相続手続きも安心してお任せいただけます。ご家族の状況や財産内容に応じて、必要な専門家と連携しながら最適な解決策をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
地域に根差した法律事務所として、相続の悩みに寄り添います
2012年、弁護士・岡本健史が倉敷市玉島に玉島総合法律事務所を開設しました。以来、広島県東部や岡山県全域の皆様を中心に、相続に関する多くのご相談をお受けしてきました。
当事務所が目指しているのは、地域の方々が「相談してみよう」と思えるような、親しみやすい法律事務所です。
相続は人生の中でもそう頻繁に経験するものではなく、精神的な負担を感じる方も少なくありません。だからこそ、安心して話せる環境づくりを大切にしています。法律の専門知識だけでなく、相談者の気持ちに寄り添う姿勢を持ち、問題の本質に向き合うことを心がけています。
相続の不安に寄り添い、未来に良い影響を与えるサポートを
当事務所では、相続問題の解決を単なる手続きの完了ではなく、ご依頼者様の未来に良い影響を与えることだと考えています。
相続は、財産の分配だけでなく、家族関係や感情にも深く関わるため、精神的なストレスを感じる方が多くいらっしゃいます。そのような不安に寄り添い、親しみやすく相談しやすい弁護士であることが、真のサポートにつながると信じています。
現状の問題だけでなく、相談者の気持ちに寄り添いながら、安心して次の一歩を踏み出せるよう支援することが、私たちの使命です。精神面でも支えとなることで、相続をきっかけに前向きな未来を築いていただけるよう、日々精進しています。
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