あじさい法律事務所

つらい相続問題の早期解決を目指す

相続問題にかかりきりになっていると、苛立ちや不安、疲労など負の感情がどんどんたまりやすくなっていきます。そんなつらい相続問題の早期解決を目指して、当事務所がお客様のサポートをさせていただきます。

緊張の糸がほぐれるような相談環境

当ページをご覧いただきありがとうございます。あじさい法律事務所の代表弁護士・渡辺 俊和です。
私は、中学時代に慕っていた学習塾の講師が司法試験の受験生であったことをきっかけに、自分自身も弁護士という職業に憧れを持つようになりました。そして今はその憧れを現実のものとし、埼玉県桶川市内では唯一の法律事務所として日々仕事に勤しんでいます。
弁護士として多くの方々からご相談をお受けしていると、やはり初回の相談は皆さん緊張しておられると感じます。しかし緊張したまま相談を続けると、伝えたいことが思うように伝えられなかったり、相談したいと思っていたことを全て話せずに終わってしまったりすることもあります。そうした点を踏まえ、まずはお越しいただいたお客様の緊張をほぐすため、事務所の相談室内にはキャラクターマスコットや観葉植物などを置いて、リラックスしてお話しいただきやすい相談環境を整えております。またご相談をお伺いする弁護士として、私自身もお客様には笑顔で接することを心がけ、法律的なご説明の際にはわかりにくい言葉を使うことは避け、専門用語は図などを使ってご説明しております。
法律事務所は堅苦しく、弁護士の説明は難解であるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、当事務所ではそのようなことはできるだけないよう努めております。初めての法律相談でご不安がある方も、どうぞ安心してご相談ください。

ご相談の予約はお電話、メール、LINEから受け付けております。相談携帯は対面、Google Meetを使用したオンラインをご用意しており、ご依頼いただいた案件は、弁護士の携帯LINEを使用してよりお手軽にやりとりすることも可能です。
また、初回相談料は無料で承っております。詳細な時間指定はしておりませんが、大体1時間程度、お客様のご相談内容が一区切りするまではじっくりお話をお伺いいたしますので、 少しでも不安に思ったり疑問に思ったりする点があれば余すことなくお話しください。

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【対応分野】あじさい法律事務所

長期に渡る相続問題も最後までお手伝い

遺産分割を始めとした諸処の相続問題は、解決までに長期を要することも珍しくありません。そのように長期にわたる相続問題も、当事務所が最後までお手伝いいたします。

遺言書も活用して円満なトラブル解決に導く

相続問題の難しいところは、単純にお金だけの問題ではないという点です。どちらかといえば、故人の方、つまり被相続人の方と残された相続人の方々との関係や、相続人同士の関係によってこじれることが多いです。
例えば特別受益の問題があります。特別受益とは、被相続人から特定の相続人に対して、生前に何らかの財産が贈与されていた事実を指します。遺産分割の際には、この特別受益の分の遺産を、特別受益を受け取った相続人の取り分から引くかどうかが争点になります。しかしこの事実は、文字通り特定の相続人だけが特別扱いされていたという印象を他の相続人に与えるため、相続人同士の関係が悪化して単なる法律的処理では割り切れない、といった感情も出てきます。
しかし、相続問題は明確な悪者が存在しない問題です。そのため当事務所では、相続人同士の間にできるだけ禍根を残さず、問題が解決した後も普通の関係に戻れるような円満なトラブル解決を目指しています。親族同士の関係の悪化は、その子供の代にまで影響を及ぼす可能性があるため、特にこの点を重視しています。

こうしたトラブル解決のカギ、あるいはトラブル防止のカギになるのが遺言書です。当事務所では遺言書作成のお手伝いも行なっております。
遺言書作成にあたっては、遺言執行者の指定や、遺留分侵害について留意する必要がありますが、当事務所で特に重視しているのは付言事項という部分です。付言事項とは、法律的な内容のほかに、遺言作成者が相続人に対して個人的に伝えたいことを言い残せる部分です。 ここで遺産分割に関する詳細な意向や、残される方々に対する思いをしっかりと綴っておくだけで、後々の相続トラブルの防止になります。遺言書作成のみのご依頼でも承っておりますので、ぜひご検討ください。

当事務所へご依頼いただいた相続問題

ここでは、これまでに当事務所へご依頼いただき、弁護士によって解決してきた相続問題をご紹介いたします。

長期間の調停を経て不動産の売却金を分割した例

こちらは、被相続人の方が所有していた土地を巡って争いになったケースです。ご依頼者様は3人いる相続人のうちの1人で、被相続人の方の土地には一番上のご兄弟が住まわれていました。しかしその相手方は土地から出て行くことを拒否しており、さらに相続人同士の話し合いにも応じないという状況だったため、事態の解決のために当事務所へご依頼をいただきました。
交渉での解決が望めなかったため調停へ移行しましたが、この調停も3、4年という長期間を要しました。しかしその甲斐あって最終的には調停が成立し、問題となっていた土地は不動産として売却しそのお金は相続人3人で分割して受け取ること、土地に住まわれていた相続人の方も時間的猶予を設けた上で土地を出ていくことで合意に至ることができました。

遺留分侵害請求を行い遺産を獲得した例

こちらは、遺留分侵害請求を行なって、ご依頼者様が相続する権利のある遺産をしっかりと獲得した例です。遺留分とは、法律に定められた「相続人が相続人として最低限受け取る権利がある遺産」を指します。こちらのケースのご依頼者様には、被相続人が残した遺言書に「遺産を全て長男に譲る」という文言があったため、自分は1円も受け取れない状況をどうにかしたい、ということでご依頼いただきました。
当事務所から相手方に遺留分侵害請求を行いましたが、相手方はそれに応じなかったため、訴訟へ移行して争うこととなりました。争われる遺産の対象は不動産であったため、裁判ではこの不動産の評価が問題になりました。不動産の金額によって、分配される遺留分の金額も異なってくるためです。基本的には不動産会社に査定してもらいますが、その他にも、駅が近いか、幹線道路が都合の良い場所にあるか、近隣に工場がないかなどの要素も鑑みて不動産の価値が決定されます。
こちらのケースでは、ご依頼者様側が不動産の価値はより高いものであると主張し、相手方はより安いものであると主張していましたが、最終的にはご依頼者様側の主張が認められ、無事に遺留分を獲得することができました。

不当に引き出された遺産を調査して請求した例

こちらは、遺産に関する調査によって遺産の不当な引き出しが発覚した例です。こちらのケースでは、相続前には1千万円ほどあった遺産が、いざ相続の際に確認してみると1万円程度にまで減っており、おかしいと思ったご依頼者様から調査のご依頼をいただきました。
遺産相続前に遺産を引き出した相手方と訴訟で争うことになりました。相手方は病院での治療のために遺産を引き出したと主張していましたが、当事務所はそれにしてはあまりに金額が高額すぎると主張していき、相手方の主張に疑いがあるという証拠を積み上げていった結果、裁判所からもご依頼者様側の全面的な正当性が認められ、最終的には相手方が不当に引き出した遺産の分もご依頼者様の遺産の取り分に加えて請求することができました。

少しでも疑問があればすぐに弁護士へ相談を

相続問題では、先に取り上げた事例のように知らないうちに遺産が不当に引き出されていたり、相手が故意に遺産にあたる財産を隠していたりということがあります。相続問題では時間制限のある対応も多いので、少しでも疑問があればすぐに弁護士ご相談ください。
当事務所では、ただ事務的に問題を解決するのではなく、相続人同士のその後の関係にまで配慮した解決に努めております。遺産分割や遺留分侵害などの問題はきっちり解決しつつ、当事者同士の間に禍根を残さない解決方法をご提案いたしますので、相続問題にお悩みの際はぜひあじさい法律事務所までご相談・ご依頼ください。

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