小口淳也法律事務所

事務所名 | 小口淳也法律事務所 |
電話番号 | 050- |
所在地 | 〒604-0805 京都府京都市中京区夷川通柳馬場西入百足屋町146番 Le ciel御所南301号室 |
担当弁護士名 | 小口 淳也(こぐち じゅんや) |
所属弁護士会 登録番号 |
京都弁護士会 No.33555 |

相続に関するご不安を、一人で抱え込まずご相談ください
「相続人の一人が遺産を不適切に使用しているようだが、どう対応すればよいかわからない」「親族間では感情的になってしまい、冷静な話し合いができない」「遺言書や遺産分割協議書を作成したいが、どう進めたらよいか迷っている」――こうしたお悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。
ご家族の状況だけでなく、相談者様ご自身のご心情にも丁寧に耳を傾け、心に寄り添った対応を心がけております。法律の専門家として、相談者様の思いを尊重した最適な解決方法をご提案いたします。
安心して話せる場所として、皆さまのお力になれれば幸いです。
相談者様の声に、真摯に耳を傾けます
当事務所では、相談者様や依頼者様のお話を、時間をかけて丁寧にお伺いすることを大切にしています。ご不安やご希望に真摯に向き合い、納得いただける解決策をご一緒に考えてまいります。
法律の問題はもちろん、相談者様の「思い」に寄り添うことが、私たちの第一歩です。
初回60分無料面談―ご自身の思いをじっくりお聞かせください
当事務所では、初回のご相談は原則として事務所での対面面談とさせていただいており、60分までは無料で対応しております。これは、法律的な観点にとどまらず、ご家族のご事情や依頼者様の率直なお気持ちをじっくりとお伺いしたいと考えているためです。
面談では、お話の途中で不用意な質問を差し挟むことなく、安心してお話しいただけるよう配慮しております。話すことが苦手な方には、当職から適切な問いかけを行い、自然な対話を心がけていますので、どうぞご安心ください。
また、お忙しい方のために、土日・祝日や夜間のご相談にも柔軟に対応しておりますので、ご都合に合わせてお気軽にご連絡ください。
感情と複雑な事情が絡み合う相続問題に、真摯に向き合います
相続をめぐる問題には、依頼者様が長年抱えてきた感情や、ご家族にまつわる複雑な背景が絡み合っていることが多々あります。そうした中では、弁護士としてまずじっくりとお話を伺い、信頼関係を築くことが何より重要だと考えています。
時には、依頼者様が不利な立場にあることを率直にお伝えしなくてはならない場面もございます。しかし、どれほど正当なご説明であっても、依頼者様が不満や葛藤を抱え、感情的になっている状態では、その言葉が届きにくいこともあります。
だからこそ、当職は依頼者様が心の内に抱えている思いを、十分に吐き出していただけるまで、耳を傾けることを何より大切にしています。ときには積年の思いやご家族へのわだかまりが語られることもあり、本題に入るまでに時間を要することもありますが、そうしたプロセスを経てこそ、真の問題にたどり着き、本質的な解決を導くことができるのです。
定休日 | なし |
相談料 | 初回相談無料 |
最寄駅 | 京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」7番出入口より徒歩3分 |
対応エリア | 京都府、滋賀県、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 |
電話受付時間 | 平日 10:00~20:00 土日祝 10:00~20:00 ※土日祝・夜間面談のご希望にも、可能な限り応じさせていただきます。 |
着手金 | 5万5000円~(税込) |
報酬金 | 分割を受けた額の1/3の額が300万円以下の場合はその17.6%~(税込) ※1/3の額が300万円を超えると率が変わります。 また、遺産の範囲や相続人の範囲に争いがあった場合は計算方法が異なります。 |

【対応分野】小口淳也法律事務所
“争族”を防ぐために、早めの対策をおすすめします
遺言書がない場合は遺産分割協議を行います。
しかし、遺産の管理状況や生前贈与の有無等で揉める場合があります。遺産相続が争族にならないためには、事前の対策が一番です。
相続財産の不透明な出金には、丁寧かつ徹底した調査を行います
遺言書がない場合には、相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。しかし、財産を管理していた親族による多額の出金が判明し、「これは使い込みではないか?」というご相談をいただくケースが多くあります。
こうした場合には、まず預貯金の取引履歴などを丁寧かつ徹底的に調査します。履歴から預貯金の動きを確認し、使途の明らかでない高額の出金があれば、相手方に対し具体的な使途を問い質します。
中には、被相続人のために支出されたものもありますが、「親からもらった」といった説明がなされることも多く、裏付けとなる証拠がない場合がほとんどです。そのような場合には、生前贈与として相続分に持ち戻すよう主張します。
当職は、銀行の取引履歴を細かく精査し、根拠のない主張を一つずつ崩していくことで、依頼者様が納得できるかたちでの解決へと導いてまいります。
“争族”を防ぐ第一歩は、遺言書の作成です
遺産相続が「争族」となってしまうことを防ぐために、最も効果的な対策は遺言書の作成です。ただし、「元気な親に遺言書を書いてほしい」と切り出すのは気が引ける…と感じている方が多いのも、現実的な悩みです。遺言書の必要性を感じていても、どう話を始めたらよいかわからず、時間だけが過ぎてしまうこともあります。
しかしながら、争いを未然に防ぐためには、やはり事前の準備が欠かせません。特に、中小企業の経営者の方などは、不動産や預貯金などの財産だけでなく、会社の承継という重要な課題にも向き合う必要があります。それらを放置したままでは、相続時に複雑な問題が表面化し、話し合いが困難になることも少なくありません。
当事務所では、遺言書作成のサポートや、相続対策に関するご相談を丁寧にお受けしております。ご自身の想いをしっかりと形にするためにも、ぜひ一度ご相談ください。
親の財産、ちゃんと知っていますか?―家族のためにできる相続の備え
親の財産は、同居する親族が管理しているケースが多いですが、同居していない親族もその状況を把握しておくことが非常に重要です。どこにどのような資産があるのかを事前に把握していなければ、もし同居する親族が資産の存在を隠してしまった場合、適切な対応が難しくなってしまいます。
相続に関して弁護士へご相談いただく方の多くは、「遺産分割協議で揉めてしまった」という状況にありますが、「まだ揉めていないけれど、事前に正しい知識を得ておきたい」「遺産分割にどんなルールがあるのかを確認しておきたい」という段階でのご相談も、もちろん歓迎しております。
正しい知識を持つことで、冷静かつ公平な判断ができるようになり、ご家族にとって納得のいく遺産分割につながります。どうぞ遠慮なくご相談ください。
遺産相続の対応事例
当事務所で対応した遺産相続の事例から、よくご依頼のある不当利得返還請求に関する事例をご紹介します。
【不当利得返還請求】が認められた事例
依頼者様は70代の女性・Aさんでした。Aさんのご主人には兄弟がおり、義父の財産は兄弟によって長年管理されていました。兄弟は約1億円もの預金を引き出していましたが、その使途について「親のために使った」と主張し、使い込みを認めようとしませんでした。
ご相談当初はAさんのご主人もご存命でしたが、その後お亡くなりになり、Aさんが夫の不当利得返還請求権を相続し、請求を引き継ぐ形となりました。
兄弟が管理していた親の通帳には、出金理由が詳細に記載されているものもあれば、不明瞭なものも多数確認されました。そこで当職は、使途が不明な支出について一つひとつ丁寧に問い質し、根拠のない支出について法的な追及を行いました。
相続財産には不動産も含まれており、不動産に関しては家庭裁判所での調停により解決。一方で、不当利得返還請求については民事訴訟へと発展しました。結果として、判決で4,000万円の不当利得返還請求が認められ、依頼者様にとって納得のいく形で終結を迎えることができました。
当事務所では、相続にまつわる複雑で感情的な対立にも、証拠の精査と冷静な交渉を通じて、丁寧に対応しております。
不透明な相続財産の使途に対し、調査と訴訟を経て和解に至った事例
依頼者様は40代の女性・Bさん。被相続人であるお父様は、Bさんの母と離婚後、後妻と再婚されており、相続人はBさん、お兄様、そして後妻の計3名でした。
お父様の訃報を後妻から知らされた際、「財産は残っていない」と告げられましたが、お父様の職業から退職金などの高額な収入があったことが推測され、依頼者様は「何か隠されているのでは」と疑念を持ってご相談にいらっしゃいました。
お父様は晩年に長期入院されており、意識不明の状態が続いていた時期もありました。当職が金融機関の口座履歴を精査したところ、正当な医療費の支払い以外に、約3,000万円もの使途不明金が確認されました。
後妻側にも弁護士が付き、代理人同士で交渉を行いましたが、話し合いは平行線を辿り、訴訟へと発展。最終的には、高等裁判所にて後妻側と和解が成立し、730万円の返還を獲得しました。
この訴訟の勝訴をきっかけに、Bさんのお兄様からも改めてご依頼をいただき、こちらも同様の勝訴的解決という結果となりました。
誰にも話せずに悩んでいる方へ ― まずはお話を聞かせてください
遺産相続について、身近な人に打ち明けられず、ひとりで悩みを抱えている方がたくさんいらっしゃいます。当事務所では、どんなご相談にもじっくり耳を傾け、安心してお話しいただけるよう心がけております。
実際にご相談いただいた方からは、次のようなお声をいただいています:
- 「くだらない愚痴まで聞いてもらって気持ちがすっきりした」
- 「わだかまりがあって親族同士では話し合えなかった紛争を解決してもらえた」
- 「遺言書を作成してもらい安心できた」
誰かに話すことで気持ちが軽くなり、状況の整理ができ、次の一歩を踏み出すことが可能になります。ご相談の中で、遺産相続のルールや今後の見通しについてわかりやすくご説明しますので、どうぞ安心してお越しください。
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※電話での無料相談及びメールでの無料相談に対応していない事務所もございますので一度お問い合わせください。
